方位にはいろいろな種類があるって知っていますか?
一番オーソドックスな4方位から、風水で使う最も専門的なものでは384方位(!)というものがあります。
この記事では、色々な方位の使い方を簡単に紹介しますね。
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4方位
私たちが日常的に使う方位は、
東、西、南、北の4方位が一般的ですね。
8方位
360度の方位を8つに分けた方位です。
東・西・南・北の4方位に加えて、北東・北西・南東・南西があります。
八宅派風水で使う八方位
八宅派では、8方位を使用しています。
八宅派を使用する人は、ドクターコパさん、李家幽竹さん、黒門さんなどの著名な方々がいます。
書籍でもおなじみの八宅派風水は、素人でも判断が簡単なため一躍ブームとなりました。
多くのインテリア風水などの書籍ではこの八宅派の理論をもとにされているものが多いです。
八宅派の特徴は、8方位によりそれぞれ特徴があり、その特徴を使い分けることで幸運を招くというのです。
12方位
Wikipediaより画像転載
これは「東西南北」ではなく、
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の十二支で呼びます。
12方位は、年によって方位に吉凶が分けられます。
16方位
北北東・東北東などのように、言うものです。
風水ではあまり使用しないので割愛します。
24方位
二十四山方位
Wikipediaより画像転載
三元玄空風水(フライングスター)で一番よく使う方位です。
二十四山方位(にじゅうよんざんほうい)と言います。
新築住宅の場合は、どういう向きに建てるかを24方位の中から決めます。
既に建っている建物の場合は、24方位のどの向きに建っているのかを調べます。
恵方巻を食べる時の吉方位は12方位を使っている
2月4日頃に、恵方巻を食べることが毎年の恒例行事となりつつあります。
恵方巻を向けて食べる恵方(吉方位)は何に由来するかというと、24方位です。
wikipediaより画像転載
2019年は亥年で、60干支で言えば「己亥年」(つちのといどし)と言います。
上図をみると赤で示されている部分が4方位ありますね。
4方位のうちのどれかが毎年の恵方になります。
2019年己亥年は「己」の年で、「甲」方位が恵方。
「甲」方位とは、東北東となります。
64方位
64という数字が一つの単位となることは、なかなか知る人がいません。
これは、中国で発祥した「易」によるものです。
「易」は、大自然の変化の法則を64の過程に分けて説明したものです。
「風水を極めれば易に至る」と言われており、64卦を使用する風水師は高度な学術を持っていることとなります。
384方位 最も精密で高度な風水術
「384方位ってなに?」これはかなり高度なレベルのお話です。
東西南北の4方位に比べたら、96倍の精密さをが必要とされます。
ここまで精密な技術を使用した風水は、驚愕することが起こります。
「384方位は、なぜ384なのか?」
易によって方位を384に分けているということです。
専門的すぎるので詳細は割愛します。
384方位を使用した風水では、目を疑うようなサプライズが起こる
とても不思議な話ですが、384方位の風水術を使った家では、目を疑うようなサプライズが発生します。
それも、決まったある日に。
それは、人知を超えた存在から与えられる現象。
「神様のおしるし」や、「天啓」とも言われます。
こういった不思議な現象が起こる話は、本当に風水術の玄妙さを肌で感じるレベルです。
方位のまとめ
方位は、4方位、8方位、12方位、24方位、64方位、384方位とたくさんの種類があります。
風水師は、条件下においてこれらすべての方位を使い分けます。
歳破は、「亥」方位の180度反対にある「巳」方位です。