注文住宅の場合、ゼロから家を作り上げてゆくときに課題となるのがこの問題。
「家の形って」どういうのがいいんだろう?
今日はこの課題について詳しく説明してゆきます。
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風水的にも良い家の形とは?

風水的にも良い家ってあるんですか?

もちろんあります。
どっしりと安定感のある四角形がベストです。

四角形ならOKですか?

四角形の中でも、バランスが良く美しいと言われているのが、黄金比である「黄金長方形」ですね。
これが風水的に見て良い家のバランスです。

おうごんひ?

「縦:横」の比が「1:1.618」となる形のことです。
※ウィキペディアより画像転載
風水的にも良い家「黄金比」とは?
黄金比とは、自然界でよく見られる螺旋の比率です。
オウムガイの殻の構造は、きれいな黄金比でできています。
そのほかにも牛や羊の角、鳥の飛行などにも同様の比率が見られます。

へぇ~。自然界でよくある比率なんだぁ。

黄金比は、安定的かつ建設的なバランスなんです。この比率は、多くの建築家や芸術家に愛された対比です。
世界中の建築家が愛する黄金比
※ウィキペディアより画像転載
パルテノン神殿やピラミッドなども黄金比で造られていると言われています。
紀元前から今まで変わらず人が美しいと感じる鉄板の比率ですね。

黄金比は、歴史的建造物にも採用されているのですね。

なるほど、四角形なら何でも良いわけじゃなくて、黄金比の四角形が美しいんだ。

特に美しいといわれるのが、「1:1.618」で、これが安定した美感を与えるんですね~。

できるだけ「1:1.618」を意識した家の形にすると良いですか?

そうですね。とは言え、施主様が気にしなくても建築家の方は、この比率を重視する方がけっこう居られるみたいです。施主様が特に気に入ったなら、是非家づくりに意識してみてくださいね。
黄金比の家【延床面積67㎡、2階建て】
・階数 : 2階建
・居室数 : 2
・間口 : 7.28m
・奥行き : 5.46m
・延床面積 : 66.66㎡
・家族構成:3~4人
・施工費用:約2060万円(※坪単価50万円で計算)
黄金比のバランスで2階建ての家を作ると、このような家の外観になります。
各部屋がコンパクトに収まりつつも、プライベート空間もしっかり持てるサイズ感です。
1階に水回りをすべて集中させ、LDKも必要最低限の広さです。
必要最低限の暮らしを望むミニマリストの方ならこのサイズ感でもすっきりと気持ちよく暮らせるでしょう。
夫婦2人+子供1~2なら必要最低限の充分な間取りですね。
黄金比の家【延床面積133㎡、平屋建て】
・階数 : 平屋
・居室 : 6
・間口 : 14.56m
・奥行き : 9.1m
・延床面積 : 132.5㎡
・家族構成:5~8人
・施工費用:約4090万円(※坪単価50万円で計算)
広い土地があるなら広々とした平屋造りが建てられます。
家族の人数が多めでも対応でき、二世帯で暮らすにも充分な広さです。
平屋造りの家は、老後も安心ですね。
風水的にも良い家「黄金比」~まとめ~

家の形は黄金比の長方形がベストなんですね。
黄金比の家の感じもわかりました。
使いやすそうな印象でした。

黄金比は大昔から世界中で愛されてきた美しい比率ですから、家に採用した場合も末永く飽きの来ないデザインとなるはずです。
ぜひ素敵な家造りの参考までに。

次は黄金比と1,2を争うほど美しいといわれる白銀比の話を紹介します。
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