この記事では、風水師の観点で南向きの家のユニークな特徴をご紹介します
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南向き 壬山丙向(みずのえざんひのえこう)
家の背中が337.5~352.5度に向き、家の顔が157.5~12.5度に向く方位です。
玄関が南向きだけど、ど真ん中ではなくて少し東に振れているという方位。
南向きで日当たりは良好
南向きでも、ど真ん中の南ではなく、やや東に向きます。
朝日のほうが入りやすく、夕日がやや入りにくい方位です。
この方位を取ることで、朝は早めに活動し、夜は早めに就寝するというリズムを作ってゆけます。
早朝の爽やかな時間が好きな人や、午前中に大事なことを終わらせたいというライフスタイルの方には壬山丙向の方位がお勧めです。
壬山丙向の方位は、人の上に立つリーダーシップ運!
この方位を取ることで、人を統括し、力強く導いて行けるリーダーシップ力を高めることができるでしょう。
独立独歩でも進めるバイタリティ、そして強い精神性を磨くことができます。
高い地位や名誉にも縁があり、努力次第で一財産築くことも夢ではありません。
壬山丙向の方位は、こんな人におすすめ
- 精神的に強くなりたい
- 多くの人を導ける人になりたい
- 権威ある仕事をこなしたい
- 高給取りになりたい
- 起業してビジネスを成功させたい
南向き 子山午向(ねざんうまこう)
家の背中が352.5~7.5度に向き、家の顔が172.5~187.5度に向く方位です。
いわゆる、ど真ん中の南向き。
子山午向は、神社や仏閣の多くが採用する方位
子山午向は、日本の神社や仏閣の多くが採用しています。
北の中心と南の中心をつなぐ子午線、この方位の取り方は大変高貴な方位とされているのです。
有名どころでは、浅草寺がこの方位を採用して建てられたといいます。
子山午向の方位は、パーフェクト!
子山午向は、高貴な方位ですが、一般人も使って良いとされています。
この方位を取ることで、快活さに溢れ、大胆さ、行動力が湧いてきます。
将来を先読みする見識に恵まれ、企画力、発想力に富むことができるでしょう。
ビジネス・仕事の成功、財運アップ、学業にも良し。
ラーメンのトッピングで言えば全部のせ!みたいなものです。
つまりいいとこ取りなんです。なんといっても過不足がありません。
オールマイティな運を持つ方位といっても過言ではありません。
子山午向の方位は、こんな人におすすめ
- よく勉強する子供になってほしい
- 試験に合格して希望の学校へ進学してほしい
- 積極的に行動してゆきたい
- ビジネス・仕事で成功したい
- お金周りをよくしたい
- 快活で健康的な生活を送りたい
癸山丁向(みずのとざんひのとこう)
家の背中が7.5~22.5度に向き、家の顔が187.5~202.5度に向く方位です。
玄関が南向きだけど、ど真ん中ではなくて少し西に振れているという方位。
南向きで日当たりは良好
朝日のほうがやや入りにくく、夕日がやや入りやすい方位です。
この方位を取ることで、朝は遅めに活動スタートし、夜は遅めに就寝するというリズムを作ってゆけます。
早朝が苦手な方、午後以降の時間に重点をおくライフスタイルの方には、癸山丁向の方位がおすすめです。
癸山丁向の方位は、女性が力強く生きられる運!
「皇后」という意味を持つこの方位は、女性が女性として強く清く美しく生きることをサポートしてくれます。
この方位は、女系家族になりやすい傾向があり、心身ともに優れた女の子に恵まれます。
子山午向と同じく、快活さにあふれ、大胆さ、行動力が湧いてきます。
癸山丁向の方位は、こんな人におすすめ
- 女の子に、強く清く美しく育ってほしい
- 一家の家長が女性の家庭
- 積極的に行動してゆきたい
- ビジネス・仕事で成功したい
- お金周りをよくしたい
- 快活で健康的な生活を送りたい
南向きの家がおすすめできない地域
日当たりは快活で健康的な住まい作りに欠かすことができません。
しかし一方で、日当たりが良すぎると却って困るという地域もあります。
北向きの採光をメインとした住まいは、日当たりが強くなりすぎないように調整することで、室内温度を調整することができます。
都道府県別、日照時間の差
年間日照時間の都道府県ランキング – 都道府県格付研究所より転載
日照時間を都道府県別にみますと、埼玉県、群馬県、山梨県、愛知県、茨城県、神奈川県、静岡県、岐阜県、栃木県の9県が日照時間が年間2180時間以上となります。
「南向きが良い」ではなく、「北向きが良い」とする地域とは?
「家は南向きが良い」というのは理想的な住宅作りの定説であります。
しかし、それはどの地域でもいえることではなく、必ずしも「家は南向きが良い」とは言えない地域もありますね。
特に毎年ニュースで「日本で一番暑い都市」と話題になる、埼玉県熊谷市、岐阜県美濃市の地域には、南向きの家は日光が入りすぎて命取りにもなり兼ねないと考えます。
こういったケースでは、日光を避けたほうが過ごしやすいと考えるため、北向きの家のほうが居心地の良い家となるでしょう。
[su_box title=”くわしくはこちらの記事” style=”noise” box_color=”#FFC0C2″ title_color=”#0E3150″ radius=”15″]北向きの家[/su_box]
玄関向き=家の向きではありません
ここではテーマを紹介するために、
「玄関の向き=家の向き」として紹介します。
実際に風水師が家の向きを判断するためには、他にも判断要因がを要します。
つまり、玄関の向きは家の向むきとは限りません。
家の向きを正確に判断するには、かなりの知識と経験が必要なので、専門知識のない方は判断を早まらないでくださいね。
[su_box title=”くわしくはこちらの記事” style=”noise” box_color=”#FFC0C2″ title_color=”#0E3150″ radius=”15″]家の向きは、玄関向きとは限らない!?[/su_box]
家の向き選びは、立地選びに次いで重要
家の向き選びは、非常に重要です。
家の向きによって、家のテーマ(性格のようなもの)が決まってしまうからですね。
風水師が新築のプランにアドバイスする際には、必ず家の向きをしっかり定めるという工程が入ります。
なぜならば、これを知らないで建てられた家は、家の向きが南にもとれるし、東にもとれるというような、あいまいな家を建てることになってしまうからです。
向きがあいまいな家では、家のテーマがはっきりしないので、希望のライフスタイルを実現しにくい家となってしまいます。
また、あいまいな向きで建てられた家では、屋内に不安定な氣が及ぶこととなってしまいます。
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という方、お気軽に
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